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餅の特徴から粘り強さも表す
日本人にとって馴染みが深い餅。古来、冬場の保存食であり、お正月を始めとした祝いの席で振る舞われています。縁起を担く食べ物としても知られています。夢占いで餅の夢は、祝い事、収穫、満足、財産などを象徴します。運気上昇や精神力が備わっていることを示します。また餅は叩かれることから我慢強さや忍耐、長く伸びることから柔軟性や粘り強さなども表します。餅の状態、どのように餅を食べるかや扱うかが、読み取りのポイントになるようです。例を挙げると、紅白の餅の夢などは近いうちに慶事があること示し、カビが生えた餅などの夢は、運気低迷やチャンスを逃した状態を示します。それでは夢占いにおける、餅の夢に関する様々なタイプについて説明していきます。
餅を食べる夢
餅を食べる場合、日頃の努力が実を結び願望が成就することを示します。餅を食べて満足している場合、頑張ったことが大きな成果となり、達成感を得ている状態を表します。金銭面でも恵まれるようです。ただ餅を嫌々食べる夢だと、体力的に厳しいことをやらされているとされます。また満足感が得られないと、忍耐力や精神力が低下していることを表します。心身の疲労を回復させる必要があります。餅を食べるが味がない場合、大きく失望して感情などを失くしていることを示します。大切な人と別れたり、大切なものを失う可能性が高まります。
餅をついたり買う夢
餅をつく場合、手ごたえがある結果が得られるとされます。掲げた目標に向かって大きく前進することになります。しかしその結果を得るまで、忙しい日常になるかもしれません。伝統的な杵と臼で二人で餅をつく場合は、結果を手にするために周囲の助力が得られることを表します。自分で杵を持って餅をつく夢なら、自らの活躍が大きくなり結果が得られるとされます。店などで餅を買う場合、運気が上昇していることを表します。自力で達成が難しいものでも、第三者の力を借りて良い結果へと導かれることを示します。
餅をあげたりもらう夢
餅をお裾分けする場合、目標を達成し成果が得られることを示します。周囲に数多くの友人や協力者がいて感謝しているようです。餅を人にあげる場合、餅を渡した人と自分に良いことが起きるとされます。この良いことを、大切な人や周囲の人と共有することで大きな喜びになります。特定の人に餅をあげる場合、その人に協力したいことを表します。知らない人に餅をあげる場合、幸運を望んでいることを示します。餅を人から貰う場合、対人関係が円満になるとされます。餅を貰って良い印象があれば、喜ばしい出来事が起こるはずです。力強い協力者が現れ、大きな成功が手にできます。深い信頼関係が築ける人と出会えることもあります。一方、餅を貰っても嬉しくないと、嫌々付き合っている人がいることを示します。その人がとても重要で大切な存在な場合もあるので、見極めが大切なようです。
餅を焼く夢
餅を焼く場合、美味しく食べられるなら吉となり、満足を得るために時間をかける必要があることを示します。誰かと餅を焼く場合、その人との間に時間が必要なことを表します。気持ちの整理などをつける必要があるかもしれません。餅を良い加減に焼く場合、自分のペースが最適であることを示します。無理な負担をかけず目標に向かっているようです。ただ餅が焦げてしまう夢だと、せっかくの努力が実らない可能性があります。実力が発揮できるタイミングを見逃さないようにしたいものです。餅を友だちなどと楽しく焼いている場合、円満な人間関係を築きたいことを示します。餅をじっくり焼いている場合、精神的にとても落ち着いていることを示します。一方で、取り組んでいる物事でミスが出ることも考えられます。
努力が実りさらに飛躍できる
餅の夢は、得られる成果や利益の獲得、収入アップなどの幸運、しぶとさや我慢強さなどをもたらすことがわかります。大量の餅が出てくると、より大きな利益が得られることにつながります。新年の縁起物となる鏡餅が出てくる夢は、もちろん運気のアップを表します。一見すると良い意味ばかりのようですが、餅を喉に詰まらすなど嫌な印象の夢では、運気が低下します。物事が不本意な結果に終わったり、期待外れの出来事に見舞われることになります。印象次第という面が強いと言えます。しかし、物事に願望を抱き、不遇の扱いを受けてきた人が餅の夢を見ると、吉報となり、望むポジションや成果が入り、さらなる高みへとステップアップできそうです。